2016年9月16日金曜日

『週刊韓国ニュース 第81号』(2016.9.16)

≪北朝鮮の核実験-「対話で問題解決」の世論≫
 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が9月9日に第5回核実験を実施したことを受け、韓国の尹炳世外相と中国の王毅外相が13日に電話会談し、制裁強化を求める尹外相に対し、王外相は緊張を高める行動を自制するよう求め、対話と交渉を再開すべきとした。写真=7月24日、ASEAN地域フォーラムで会談する尹外相(左)と王外相。


≪星州サード撤回闘争委員会が解散巡って紛糾、解散反対メンバーが組織を継承≫
星州サード配備撤回闘争委員会は9月12日、対策会議を開き、闘争委員会の解散を決定した。会議では、解散案に対し、約半数の委員が激しく抗議し採決を拒否したが、チョン共同委員長らが採決を強行し、解散案を通過させた。写真=9月13日、星州郡庁前で解散無効を訴える記者会見をする星州住民。


≪白ナムギ聴聞会開く-警察は鎮圧の「正当性」を主張、公式謝罪せず≫
 昨年11月の民衆総決起で白ナムギ農民に直撃放水を浴びせ、意識不明の重体にした警察の対応を問う聴聞会が9月12日、国会で開かれ、証人として姜信明警察庁長官(当時、前列右)ら警察関係者が出席した。姜長官は、民衆総決起を「暴力デモ」と主張、「(鎮圧過程で誰かが)死亡したり負傷したからといって、無条件で謝罪する必要はない」として「正当性」に固執した。

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