2016年11月25日金曜日

『週刊韓国ニュース 第91号』(2016.11.25)

≪全国100万のキャンドル「朴槿恵は退陣しろ!」≫

11月12日に続き、「朴槿恵退陣」を求める「第4次汎国民行動」が19日、韓国各地で同時多発的に開かれ、ソウルの光化門広場に50万人以上の市民が集ったほか、釜山で10万人、光州で7万人が参加するなど、集会参加者は2週連続で100万人に達した。
ソウルの光化門広場で開催された汎国民行動
「朴槿恵退陣」のプラカードを掲げる女子高生
釜山時局大会には10万人が参加した
釜山時局大会近くの居酒屋の看板に「即刻退陣」の文字が浮かんだ


≪朴大統領弾劾の動きが加速、与党からも「弾劾に進むべき」の声≫

 検察の特別捜査本部が11月20日に朴大統領の側近らを起訴した際、朴大統領について「相当部分で共犯関係にある」と判断したことを受け、大統領選挙の野党有力候補者8人は同日、国会での弾劾決議を推進するよう野党に求めた。
大統領選挙の有力候補者8人が手をつないでいる。左から、金富謙・共に民主党議員、文在寅・共に民主党元代表、朴元淳ソウル市長、沈相奵・正義党代表、安哲秀・国民の党前代表、安熙正・忠清南知事、李在明・城南市長、千正培・国民の党前代表


≪韓日軍事情報協定が締結、日本の軍国化に朴政権が協力≫

韓民求国防相と長嶺保正・駐韓日本大使が11月23日、非公開で韓日軍事情報包括保護協定(韓日GSOMIA)に署名した。市民社会団体は「日本による朝鮮半島再侵略の道を開く売国協定」とし強く反発している。
署名式を非公開としたことに対し、共同取材団は取材拒否を宣言。長嶺大使が国防省庁舎に入る際、一斉にカメラを床に置き抗議の意思を示した

2016年11月18日金曜日

『週刊韓国ニュース 第90号』(2016.11.18)

≪「辞めろ!朴槿恵」史上最大126万人がソウルに結集≫

朴槿恵大統領の退陣を求める「2016民衆総決起」と「集まろう!怒ろう!#辞めろ 朴槿恵 第3次汎国民行動」が11月12日、ソウル市庁前広場と光化門広場でそれぞれ開かれ、市民、国会議員ら約126万が参加した。
ソウル市庁前広場で開催された「2016民衆総決起」
光化門広場で開催された「集まろう!怒ろう!#辞めろ 朴槿恵第3次汎国民行動」
光化門(左上)を横目に大統領府に向かってデモ行進する市民ら
朴大統領の出身校の生徒が「朴槿恵退陣」を要求 辞めろ 朴槿恵第3次汎国民行動」
「朴槿恵退陣」のプラカードを掲げる学生ら
メッセージを張りつけた乳母車も登場


≪文在寅氏が「退陣運動」を宣言、与党からも「弾劾」の声≫

 「共に民主党」の文在寅元代表は11月15日、国会で記者会見を開き、「朴槿恵大統領が退陣を宣言するまで、全国的な退陣運動を展開する」と宣言した。
記者会見する文在寅氏


≪「売国的な韓日軍事情報保護協定の仮署名は無効」民弁などが主張≫

「民主社会のための弁護士の会(民弁)米軍問題研究会」は15日、声明を発表し、韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)の仮署名について全面無効を主張した。
「平和と統一を開く人々」も同日午後、光化門KT前で集会を開催。GSOMIAは「日本の朝鮮半島再侵略の道を開く」と警告した。
韓日軍事情報保護協定に反対する「平和と統一を開く人々」

2016年11月11日金曜日

『週刊韓国ニュース 第89号』(2016.11.11)

≪「朴槿恵退陣」求めるキャンドル集会、韓国全土で30万人参加≫

「集まろう!怒ろう!辞めろ!#朴槿恵 第2次汎国民行動」が11月5日、ソウルの光化門広場で開催され、市民社会団体や市民、「共に民主党」の秋美愛代表など野党国会議員、朴元淳ソウル市長ら約20万人が参加した。この日は釜山など各地のキャンドル集会参加者も含め、全土で約30万人が「朴槿恵退陣」の声をあげた。
約20万人が参加したソウルの「第2次汎国民行動」
「朴槿恵退陣」「これが国家なのか」と書かれたプラカードを掲げる参加者ら
釜山で行われたデモ行進には多数の市民が参加し、その長さは500mに達した
「故白南基農民 民主社会葬」には「共に民主党」の文在寅前代表(前列右から3人目)ら野党人士も多数参加した


≪ソウル大教授728人が時局宣言「朴大統領は国政から退くべき」≫

ソウル大教授728人は11月7日、「大統領と与党は、憲政破壊の責任を負わなければならない」とする時局宣言を発表した。署名者数は全教授の3分の1に達し、同大学の時局宣言では過去最高となった。
時局宣言に署名したソウル大教授らが、同大学内にある4・19犠牲者追悼碑の前でスローガンを叫んでいる


≪朴政権退陣を求める汎国民運動組織が発足-12日の民衆総決起、汎国民行動を推進≫

 朴槿恵大統領の退陣を求める汎国民運動組織「朴槿恵政権退陣非常国民行動(退陣行動)」が11月9日、ソウルで発足式を開き、結成を宣言した。退陣行動には、労働者、農民、青年、学生、宗教人など、各界各層の約1500の市民社会団体が参加している。
退陣行動の発足式がソウルで開かれ、統一問題研究所の白基玩所長(前列右から3人目)が発言している

2016年11月4日金曜日

『週刊韓国ニュース 第88号』(2016.11.4)

≪「朴槿恵は退陣せよ」ソウルのキャンドル集会に3万人が結集≫

 民衆総決起闘争本部は10月29日、ソウル・清渓広場で「集まろう!怒ろう!#辞めろ!朴槿恵 市民キャンドル集会」を開催し、社会市民団体、文化人、国会議員をはじめ市民ら約3万人が参加した。
集会で「朴槿恵弾劾」「朴槿恵退陣」のプラカードを掲げる市民ら
学生による「朴槿恵-崔順実ゲート」を揶揄するパフォーマンス。左から崔順実氏、朴槿恵大統領、セヌリ党の李貞鉉代表
集会終了後、市民らは警察の阻止線を突破し、大統領府に向かってデモ行進した。


≪民衆総決起闘争本部が「朴槿恵退陣」を求め、ろう城闘争に突入≫

朴槿恵大統領と崔順実氏の「国政の独占・乱用」に国民の怒りが高まる中、民衆総決起闘争本部は11月1日、ソウル・清渓広場で記者会見を開き、「朴槿恵退陣を求める時局ろう城に突入し、キャンドルデモを毎日展開する」と発表した。 
民衆総決起闘争本部による記者会見
記者会見終了後、ろう城闘争を開始した


≪3野党、崔氏の国政介入事件を「朴槿恵-崔順実ゲート」と呼称、真相究明を求める≫

 崔順実氏の国政介入事件(崔順実ゲート)と関連し、「共に民主党」「国民の党」、正義党の3野党の院内代表は11月1日、国会で会談し、不正事件の根本である朴槿恵大統領の名前を加え「朴槿恵-崔順実ゲート」と呼ぶことを確認。「朴大統領は検察の捜査に応じなければならない」と主張した。
国会で会談する野党院内代表ら。前列左から3番目より「共に民主党」の禹相虎・院内代表、「国民の党」の朴智元・非常対策委員長兼院内代表、正義党の魯会燦・院内代表