2017年1月27日金曜日

『週刊韓国ニュース 第97号』(2017.1.27)

≪全民族大会南側準備委員会が結成、国会議員ら1995人が準備委員に参加≫

「祖国の平和と統一、南北関係発展のための全民族大会(全民族大会)」南側準備委員会の結成式が1月19日にソウルで開催された。発足宣言文では2017年に全民族大会を開催するとし、準備委員には野党国会議員16人をはじめ、各界人士ら1995人が参加している。
南側準備委員会の結成式がソウルの白凡・金九記念館で開かれた
結成式には約300人が参加し、開会にあたって「あなたのための行進曲」を合唱した
発足宣言文を朗読している
南側準備委員会の青年学生準備委員会の会員らが律動を披露した

≪大雪にも屈せず32万人のキャンドル集会「朴槿恵早期弾劾」「李在鎔拘束」を要求≫

「辞めろ!朴槿恵、変えよう!『ヘル朝鮮』-第13回汎国民行動」が1月21日に韓国各地で開催され、大雪にも関わらずソウル・光化門広場に約32万人が結集するなど、全国で約35万人が参加した。
光化門広場で開催された「辞めろ!朴槿恵、変えよう!『ヘル朝鮮』-第13回汎国民行動」
「朴槿恵早期弾劾」「李在鎔拘束」を訴える参加者ら
大雪が降った光化門広場では、キャンドルと「朴槿恵退陣」のプラカードが雪だるまを飾っている
「朴槿恵と共犯、李在鎔ら財閥総帥は逮捕」と書かれたプラカードを掲げる市民

≪憲法裁所長「3月13日までに弾劾審判の宣告を」、弾劾なら4月末から5月初めに大統領選挙≫

 憲法裁判所の朴漢徹所長は1月25日、自身が1月31日に、もう一人の裁判官が3月13日に任期満了になり、「2人が空席になると審判結果が歪曲されかねず、審理と判断に重大な影響を与える可能性がある」と語り、3月13日までの宣告を促した。
憲法裁判所の朴漢徹所長

2017年1月20日金曜日

『週刊韓国ニュース 第96号』(2017.1.20)

≪朴鍾哲烈士30周忌に第12回汎国民行動を開催「財閥総帥を拘束しろ」≫

 「朴槿恵の共犯である財閥総帥を拘束しろ!」をスローガンに掲げた「第12回汎国民行動」が1月14日に開催され、ソウル・光化門広場の13万人をはじめ全国で約14万6000人が参加した。この日は、拷問で亡くなった朴鍾哲烈士の30周忌。
ソウル・光化門広場で開催された「朴槿恵即刻退陣・早期弾劾 工作政治の主犯および財閥総帥の拘束 第12回汎国民行動」
光化門広場には、朴鍾哲烈士を偲ぶ献花台が設置された。朴烈士は1987年1月14日、ソウル・南営洞の対共分室で拷問死した
光化門広場には、1月7日の第11回汎国民行動で、朴大統領の退陣などを求め焼身抗議し逝去したチョンウォン僧侶の焼香所が設けられた
集会参加者らは大統領府近くまでデモ行進し、朴大統領即刻退陣とともに財閥総帥らも共犯として拘束捜査を求めた


≪崔順実氏が弾劾審判に初出廷、不誠実な対応で容疑は否定≫

 朴槿恵大統領が弾劾審判への出廷を拒否し続けている中、崔順実氏が1月16日に開かれた第5回弾劾審判に証人として初出廷し、「朴槿恵-崔順実ゲート」に関する容疑を否認した。崔氏は、自身が実質支配していたとされるミル財団とKスポーツ財団に関する質問に対し、「どんな答えを求めているのか分からない」として回答を拒否するなど、不誠実な対応もみせた。
憲法裁判所で開かれる弾劾審判に出廷する崔順実氏


≪2月初旬に6・15南北海外委員長会議開催へ≫
昨年4月に中国・瀋陽で開かれた6・15南北海外委員長会議
ソウルの政府庁舎前で行われた「祖国の平和と統一、南北関係の発展のための青年学生統一大会南側準備委員会」発足記者会見

2017年1月13日金曜日

『週刊韓国ニュース 第95号』(2017.1.13)

≪セウォル号惨事から1000日を目前に11回目のキャンドル集会≫

 セウォル号惨事から1000日となる1月9日を目前に控える中、今年初となるキャンドル集会「第11回汎国民行動」が7日に開催され、ソウルの光化門広場の約60万人をはじめ、韓国各地で約64万5000人が参加した。
セウォル号惨事の生存者である当時の学生が初めて舞台にあがり、真相究明のために努力すると訴えた
セウォル号惨事の生存者である当時の学生と遺家族が互いを慰労している


≪1265回目の水曜集会「加害者である日本は撤去を要求するな≫

 日本政府が釜山総領事館前に建立された「平和の碑(少女像)」を理由に外交的圧力を加えていることと関連して、韓国挺身隊問題対策協議会や市民らは1月11日、ソウルの日本大使館前での第1265回水曜集会で、日本政府の対応を強く批判した。
水曜集会の参加者らは、日本の対応を批判し「真の解決」を求めた


≪特検が崔順実使用の「第2のタブレット」を入手、サムソンからの支援金資料も≫

特別検察官チームは1月10日に記者会見を行い、崔氏の姪である張シホ氏の弁護士から提出されたタブレットPCに関して、崔氏が15年7月から11月まで使用したタブレットPCであるとの調査結果を発表した。検察は、朴大統領とサムソンとの間の第3者賄賂授受を立証する重要な証拠になるとみている。
1月7日の国会聴聞会に出席した張シホ氏が証人宣誓をしている