2016年7月29日金曜日

『週刊韓国ニュース 第75号』(2016.7.29)

星州住民が「セヌリ党葬儀」パフォーマンス、「私たちの心の中で朴槿恵は死んだ」
 星州住民約400人は7月26日、住民懇談会のため星州郡庁を訪れた鄭鎭碩院内代表らセヌリ党指導部に対し、サード配備に反対し「セヌリ党葬儀」の街頭パフォーマンスを行った。写真は、「朴槿恵大統領、弾劾」「ケヌリ党」と書かれたプラカードを掲げる住民たち


日本軍「慰安婦」被害者らが「和解・癒し財団」設立強行を糾弾
 「和解と癒し財団」発足式に日本軍「慰安婦」被害者を参加させるため、韓国政府が「食事に招待する」などの言葉で「慰安婦」被害者の参加を誘導していた問題で、「慰安婦」被害者らは7月25日、ソウルで記者会見を開き、政府の「呼び出し作戦」を厳しく批判した。写真は、政府の対応を批判する「慰安婦」被害者の李容洙ハルモニ。


停戦協定締結日を迎えて、市民社会団体が「韓米軍事演習と核実験の相互中止」求める
戦争反対平和実現国民行動は7月27日、米国大使館前で記者会見を開き、韓米両国の対北政策は失敗したとし、8月に行われる韓米合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」と北朝鮮の核実験を相互に中止することに合意すべきと訴えた。

2016年7月22日金曜日

『週刊韓国ニュース 第74号』(2016.7.22)

≪「サード配備撤回」星州住民がキャンドル集会を連日開催≫
サード配備に抗議して「星州サード配備阻止闘争委員会」は7月18日、慶尚北道・星州郡庁前で、配備決定の13日から連日となる6回目のキャンドル集会を開催し、地元住民など約2000人が参加した。ある住民は集会で「政府とセヌリ党の本性が分かった」と語った。


≪党公認に介入したとする親朴派議員らの録音が暴露、朴大統領が関与の可能性も≫
4月の総選挙の際、親朴派の重鎮であるセヌリ党の徐清源議員と同じ選挙区に公認申請した非朴派の金ソンヒ氏に対して、親朴派の崔炅煥議員(左)と尹相現議員(中)、大統領府の玄ギファン政務首席秘書官(当時)が選挙区変更を強要したとする録音が7月18日、19日に一部メディアで暴露された。


≪中国・瀋陽で言論部門の南北実務接触を、6・15北側委言論分科委が返答≫
 6・15南側委員会言論本部が7月4日に6・15北側委員会言論分科委員会に対して実務協議を提案したことと関連して、6・15北側言論分科委は17日、21日に中国・瀋陽で実務協議を開催しようと返答した。写真は、5月に中国・瀋陽で開催された6・15民族共同委員会の南北海外委員長会議。

2016年7月15日金曜日

『週刊韓国ニュース 第73号』(2016.7.15)

≪地元住民らサード配備決定に激しく反発。反対集会開催し、国防省に直接抗議≫
国防省が7月13日に慶尚北道・星州をサード配備地域に決定したことを受け、地元住民らはこの日、星州郡内で「サード配備反対汎国民決起大会」を開き、配備撤回を求めて金ハンゴン郡長ら約5000人が参加した。


≪6・15南側委員会の部門団体が8・15民族共同行事・南北海外連席会議開催を要求≫
6・15共同宣言実践南側委員会ソウル本部など市民社会団体は7月12日、政府庁舎前で記者会見を開き、北側の連席会議提案は南北対立の平和的解決のための重要な契機になるとし、歓迎の意思を表明した。会見では、「ソウル地域20拠点・12時間リレー行動」をはじめとした「ソウル地域815宣言運動」など具体的な活動計画も明らかにした。


≪「国民の党」朴委員長、8・15民族行事のための3野党院内代表連席会議を提案≫
「国民の党」の朴智元非常対策委員長(左)は7月8日、国会内で6・15南側委員会の李昌馥常任代表議長(右)らと面談し、南北関係において李明博・朴槿恵政権の8年は「失われた8年」と述べ、「8・15民族共同行事と南北労働者統一サッカー大会の成功のために、3野党による院内代表連席会議を提案する」と明らかにした。

2016年7月8日金曜日

『週刊韓国ニュース 第72号』(2016.7.8)

《大統領府がセウォル号惨事の関連報道に介入》
 全国言論労働組合は6月30日、記者会見を開き、セウォル号惨事直後に大統領府の李貞鉉広報首席(現セヌリ党議員、スクリーン左)がKBSの金シゴン報道局長(スクリーン右)に電話をかけ、報道内容に直接介入した通話の録音を公開した。
録音には、李首席が金局長に「朴槿恵大統領がKBSを見たので、内容を変えてほしい」と要求する通話内容が含まれている。


《6・15南側委員会、「北側提案の連席会議を南北関係改善の契機に」》
6・15南側委員会の崔ウナ共同事務局長は7月4日、国会で開かれた「7・4共同声明発表44周年記念討論会」で、連席会議に関して「参加対象が幅広いだけに、この提案を積極的に活用し、政府・政党・団体・人士など、多方面の分野から南北関係改善の契機にする知恵が必要」と述べ、南北関係改善のために肯定的な契機にできると強調した。


《民主労総委員長に懲役5年の判決》
ソウル中央地裁は7月4日、民主労総のハン・サンギュン委員長に対して、「民衆総決起が不法集会の様相を呈したことへの責任」「数回の不法デモおよび特殊公務執行妨害の前歴がある」などとし、懲役5年と罰金50万ウォン(約5万円)の判決を下した。写真は、判決を批判し涙を流す民主労総の崔ジョンジン委員長代行(中央)。

2016年7月1日金曜日

『週刊韓国ニュース 第71号』(2016.7.1)

《ソウルで汎国民文化祭開催-セウォル号惨事の遺族ら、特別調査委の解散撤回求める》
 「セウォル号特別法改正要求 汎国民文化祭」が6月25日、ソウル光化門広場で開かれ、遺族や国会議員のほか、全国労働者大会や全国農民大会に参加した市民など約1万人が参加した。写真は、セウォル号追悼曲「忘れない」を歌う「416合唱団」。


《党幹部らのリベート疑惑で「国民の党」安哲秀・千正培共同代表が辞任》
第2野党「国民の党」の安哲秀(右)・千正培共同代表が6月29日、記者会見を開き、同党幹部らのリベート疑惑の責任を取り代表職を辞任した。同党は非常対策委員会を発足させ、朴智元院内代表を非常対策委員長に選出した。


《北朝鮮、8月にピョンヤンまたは開城で南北海外の統一大会合の開催を提案》
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の朝鮮中央通信は6月27日、連席会議北側準備委員会が全民族的な「統一大会合」の開催に関連して、南側と海外の政党・団体・個人に対し公開書簡を送ると報じた。写真は、「統一大会合」開催を訴え、9日に北側で開かれた連席会議。