2016年7月8日金曜日

『週刊韓国ニュース 第72号』(2016.7.8)

《大統領府がセウォル号惨事の関連報道に介入》
 全国言論労働組合は6月30日、記者会見を開き、セウォル号惨事直後に大統領府の李貞鉉広報首席(現セヌリ党議員、スクリーン左)がKBSの金シゴン報道局長(スクリーン右)に電話をかけ、報道内容に直接介入した通話の録音を公開した。
録音には、李首席が金局長に「朴槿恵大統領がKBSを見たので、内容を変えてほしい」と要求する通話内容が含まれている。


《6・15南側委員会、「北側提案の連席会議を南北関係改善の契機に」》
6・15南側委員会の崔ウナ共同事務局長は7月4日、国会で開かれた「7・4共同声明発表44周年記念討論会」で、連席会議に関して「参加対象が幅広いだけに、この提案を積極的に活用し、政府・政党・団体・人士など、多方面の分野から南北関係改善の契機にする知恵が必要」と述べ、南北関係改善のために肯定的な契機にできると強調した。


《民主労総委員長に懲役5年の判決》
ソウル中央地裁は7月4日、民主労総のハン・サンギュン委員長に対して、「民衆総決起が不法集会の様相を呈したことへの責任」「数回の不法デモおよび特殊公務執行妨害の前歴がある」などとし、懲役5年と罰金50万ウォン(約5万円)の判決を下した。写真は、判決を批判し涙を流す民主労総の崔ジョンジン委員長代行(中央)。

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