2016年10月21日金曜日

『週刊韓国ニュース 第86号』(2016.10.21)

≪「私たちがブラックリスト芸術家だ」街頭で声をあげた文化人、芸術家たち≫
 
 朴政権に批判的な文化人・芸術家ら約1万人の名簿(ブラックリスト)を作成されていたことと関連し、リストに掲載された文化人・芸術家らは10月18日、ソウルの光化門広場で記者会見を開き、「私たちがブラックリスト芸術家だ」「朴槿恵は退陣しろ」と訴えた。
10月12日に報道された「ブラックリスト」の表紙。「セウォル号の政府施行令廃棄を求める時局宣言」に賛同した俳優ソン・ガンホ氏の名も掲載されている
ソウル・光化門広場で開かれた「文化芸術系ブラックリスト事態の真相究明のための芸術行動および記者会見」
「祝、当選!私は芸術家だ、青瓦台公認」というプラカードを掲げた街頭パフォーマンスで、ブラックリストを皮肉った


≪白農民の状況速報書が見つかる、警察が組織的に隠ぺいか≫

 韓国の複数のメディアは10月18日、警察が「破棄した」と主張していた昨年11月の民衆総決起の「状況速報書」が存在していると報じた。状況速報書とは、集会やデモの際、現場状況を時間帯別に確認するためにつくった警察の内部報告書。警察による組織的隠ぺいが指摘されている。
「状況速報書25報」には、「白ナムギ農民が放水で負傷し、脳出血の症状で酸素呼吸器をつけて治療中」という事実が書かれている
「状況速報書18報」には、「19時10分、SKビル前のバス停留所で、70代の老人が脳震とうで倒れ、救急車による搬送措置をとった」との内容が含まれている


≪「南北経済協力企業の生存権と南北関係改善」を求める徹夜ろう城続く≫

 南北経済協力企業非常対策委員会などは10月4日、10・4宣言9周年を機に「南北経済協力企業の生存権と南北関係改善」を求め、ソウルの統一省前で「100日徹夜ろう城」を開始した。
徹夜ろう城から16日目を迎えた10月19日、開城工団非常対策委員会の関係者が訪れた
ろう城現場を訪れた市民団体関係者。左から、李揆宰・汎民連南側本部議長、李昌馥・6・15南側委員会常任代表議長、ユ・トンホ南北経済協力企業非常対策委員会委員長、孫美姫・全国女性連帯常任代表、韓忠穆・韓国進歩連帯常任代表

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