2017年2月3日金曜日

『週刊韓国ニュース 第98号』(2017.2.3)

≪大統領府が財閥の資金で極右団体の「官製デモ」を支援≫

 1月30日の特別検察(特検)チームなどの説明によると、大統領府(青瓦台)がサムソン(三星)、現代自動車などの大企業から資金を受けて、「オボイ(両親)連合」などの極右・保守団体の「官製デモ」を集中支援していたことが明らかになった。これらの団体は反セウォル号など、政府の政策を支持する集会を集中開催していた。
セウォル号特別法制定に反対するオボイ連合ら(14年7月29日 ソウル)
セウォル号惨事の遺族や市民らが開いた朴大統領の責任を追及する記者会見の目前で、「遺族が『扇動勢力』に操られている」と強弁する集会を開くオボイ連合ら(15年4月21日 ソウル)


≪市民ら、拘置所前で李石基・旧統合進歩党議員らの釈放求める≫

いわゆる「李石基内乱陰謀事件」により現在も収監中の李石基・旧統合進歩党議員ら6人の釈放を求めて、「開け監獄の門! 2017年正月ハンマダン」が1月30日、収監先の水原拘置所前で開かれ、全国から約1000人が参加した。
京畿道の水原拘置所まで開かれたハンマダンでは、参加者らが炎をかたどったプラカードを掲げ良心囚の釈放を求めた
律動を披露する大学生ら
歩道橋にも参加者があふれた。横断幕には「李石基議員を釈放しろ」と書かれている



≪旧正月にセウォル号惨事の合同祭祀≫

4・16家族協議会、朴槿恵政権退陣非常国民行動など市民社会団体は1月28日、旧正月で開催されなかったキャンドル集会に代わり、ソウル・光化門広場で3度目となるセウォル号惨事の合同祭祀(追悼会)を開いた。
追悼所で遺族らが祭祀を行っている
合同祭祀では、市民らにトック(韓国風雑煮)がふるまわれた

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