2018年9月7日金曜日

『週刊韓国ニュース 第174号』(2018.9.7)


《南側特使団が訪朝、9月18~20日にピョンヤンで南北首脳会談の開催に合意》

 訪朝特使団長の鄭義溶(チョン・ウィヨン)大統領府国家安保室長が9月6日、前日の訪朝結果を発表した。合意内容は△18~20日までピョンヤンで首脳会談を開催△金委員長は朝鮮半島の完全な非核化に対する確固とした意志と、南北・朝米間で緊密に協力していく意思を表明△南北間の軍事緊張緩和のための対話を継続し、首脳会談を契機に相互信頼構築と武力衝突防止のための具体方案に合意△南北共同連絡事務所を首脳会談前に開所
訪朝結果を記者会見する鄭義溶室長(9.6 ソウル
金正恩委員長(中央)と記念写真を撮る南側特使団(9.5 ピョンヤン)
金委員長と会談する南側特使団
金委員長に文在寅大統領の親書を手渡す鄭室長
鄭室長と金委員長が笑顔で談笑している


《南北鉄道共同点検、国連軍司令部が承認拒否》

 7両編成の南側の列車をソウル駅から北端の新義州まで運行し、京義線の北側鉄道区間(開城〜新義州)の状態を南北が共同点検するため、韓国政府が8月23日、関係者の訪朝と列車の搬出の計画を通知したが、国連軍司令部が「事前通知の期限を守らなかった」ことを理由に承認しなかったため中止となった。板門店宣言の履行を干渉する米国に対し、各界から「主権侵害」との批判が出ている。
南側の南北鉄道網連結計画


《日本軍「慰安婦」被害者が「和解・癒し財団」の解散求め1人デモ》

 2015年の韓日「慰安婦」合意に基づき、日本政府が出資した10億円で韓国政府が設立した「和解・癒し財団」に関し、日本軍「慰安婦」被害者の金福童ハルモニ(キム・ポクトンおばあさん、92歳)が9月3日、同財団の解散を求め外交通商省前で1人デモを行った。
1人デモをする金福童ハルモニ(中央)
金ハルモニは「和解・癒し財団」の解散を求めた

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