2018年12月14日金曜日

『週刊韓国ニュース 第188号』(2018.12.14)


《南北の軍当局が非武装地帯の監視所撤去を検証》
 
 南北の軍当局は12月12日、非武装地帯内の監視所の撤去状況を相互に検証する作業を行った。南北が1953年の停戦協定締結後、非武装地帯に設置されている相手側の監視所に足を踏み入れたのは初めて。
 南北は9月19日に締結した軍事分野合意書に基づき、非武装地帯内の監視所のうち、試験的に各10カ所を撤去し、1カ所ずつは火力装備などを撤去し建物のみを保存した。
相互検証に先立ち軍事境界線を境に握手する南側の軍人(下)と北側の軍人
協議する南側軍人(前列左)と北側軍人
北側の監視所撤去地を検証する南側軍人


《漢江河口の南北共同調査が終了》

 南北が12月9日、35日間・660Kmにおよぶ漢江河口の共同調査を終えた。南北は軍事分野合意書に基づき、水路専門家それぞれ10人、南側側調査船6隻に乗り込み、京畿道坡州市から仁川広域市江華郡までの水路を測量し、船舶が航行できる水路を確認した。
握手する南北の水路専門家
協議する南北の水路専門家
南北共同水路調査図
船で帰る北側人士ら


《光化門広場の「李石基議員釈放大会」に2万人が結集》

 民主化実践家族運動協議会、民主労総など56団体が12月8日、ソウルの光化門広場で「12・8司法積弊清算! 終戦宣言要求! 李石基(イ・ソクキ)議員釈放大会」を開催し、市民ら約2万人が参加した。
 大会では、李前議員の獄中書簡が紹介され、李前議員は書簡で感謝の意を伝えるとともに、「キャンドル革命の完遂のために、積弊勢力の計略に打ち勝ち、固く団結しよう」と訴えた。
光化門広場に集まった市民ら
「李石基釈放」と書かれたプラカードを掲げる市民ら
300人合唱団によるオープニングセレモニー
李昌馥(イ・チャンボク)6・15南側委員会 常任代表議長
金(キム)ミョンファン民主労総委員長
金(キム)ヨンミン時事評論家
文化公演する歌手のアン・チファン氏

李前議員のイラストが描かれたプラカードも登場した
華麗なパフォーマンスも披露された

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