2019年3月15日金曜日

『週刊韓国ニュース 第198号』(2019.3.15)


≪大規模な韓米合同軍事演習「UFG」、43年ぶりに廃止へ≫

 国防省報道官は3月7日、定例ブリーフィングで、毎年8月に実施してきた大規模な韓米合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)」を終了すると発表した。
 1976年の「乙支フォーカスレンズ」として始まったUFGは43年ぶりに廃止となり、今後は韓国政府と軍中心の「乙支太極演習」と韓米合同指揮所演習に分かれて実施される予定だ。毎年3月に実施されてきた韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」の廃止も決定している。
UFGの様子


≪全斗煥氏、光州抗争の証言者に対する名誉毀損容疑で法廷へ≫

 名誉毀損で起訴された全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領が3月11日、光州地裁での公判に出廷した。
 全元大統領は2017年4月に発刊した回顧録で、1980年の光州民衆抗争当時、軍のヘリコプターによる機銃掃射を目撃したと証言した故チョ・ビオ神父に対し、「仮面をかぶったサタン」「破廉恥(はれんち)な嘘つき」と表現し、名誉毀損容疑で訴えられていた。
出廷する全斗煥氏
全斗煥氏に抗議する市民ら
裁判を終え車に乗る際、抗議する市民らにもみくちゃにされる全斗煥氏
全斗煥氏を乗せた車が抗議する市民らに包囲され身動きが取れない


≪自由韓国党の院内代表が国会演説で妄言「文大統領は金正恩の首席報道官」≫

 韓国の最大保守野党「自由韓国党」の羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)院内代表が3月12日に国会で行った演説で、「大統領が金正恩(キム・ジョンウン)の首席報道官だという恥ずかしい話を聞くことがないようにしてほしい」と発言したことを巡り、与党「共に民主党」と野党の民主平和党、正義党などは強く反発している。
国会演説で妄言を連発した羅卿瑗氏
抗議する「共に民主党」の洪容杓(ホン・ヨンピョ)院内代表(前列右端)

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