2017年9月8日金曜日

『週刊韓国ニュース第127号』(2017.9.8)

≪環境省がサードの環境影響評価書を承認-国防省がサード追加配備を強行≫

慶尚北道・星州郡にサードを追加配備するため国防省が提出した小規模環境影響評価書について、環境省は9月4日、「条件付き承認」とする内容を国防省に通知したと明らかにした。「条件付き承認」を受け、国防省は7日早朝に現地住民らを強制排除する中、サード配備を強行した。
全国から集まった市民らが座り込んでサード配備を阻止している
7日早朝、住民らを排除しようとする警察
7日午前、住民らを排除しようとする警察
警察が住民を排除する中、サードが搬入された
悔しさで涙する住民ら


≪MBCとKBSで全面ストライキ突入-経営陣退陣と公正放送求め≫

 全国言論労働組合MBC本部とKBS本部が9月4日の深夜0時を機に、経営陣の退陣と公正放送回復を求め、全面ストライキに突入。午後にはそれぞれ「全面スト出征式」を自社ビル前で開催した。一方、裁判所は1日に「不当労働行為」で金ジャンギョムMBC社長に逮捕令状を発布。金社長は5日、雇用労働省に出頭した。
出征式でスローガンを叫ぶMBC本部の組合員
出征式でスローガンを叫ぶMBC本部の組合員
雇用労働省に出頭した金ジャンギョムMBC社長
出征式で高デヨン社長らの辞任を求めるKBS本部の組合員
出征式で公正放送の回復を求めるKBS本部の組合員


≪新たな進歩政党「新民衆政党」が結党≫

新たな進歩政党「新民衆政党」が9月3日、国会議員会館で結党大会を開催し、約250人の党員が参加した。常任代表に金鍾勲議員、院内代表には尹鍾五議員が推戴(すいたい)された。
新民衆政党は今後、進歩政党の統合を進め、10月15日にソウル市庁前広場で、統合された新たな進歩政党出帆式を開催するとしている。
結党大会であいさつする金鍾勲常任代表(中央)
結党大会で民衆儀礼する参加者ら。前列左から金常任代表、尹鍾五院内代表

2017年9月1日金曜日

『週刊韓国ニュース第126号』(2017.9.1)

≪差し戻し審で高裁が元国家情報院長の大統領選挙介入に有罪判決≫

2012年大統領選挙の際、ツイッターなどで特定の政治家を擁護、誹ぼうする書き込みをするよう指示した疑いで起訴された元世勲・元国家情報院長に対する差し戻し審で、ソウル高裁は8月30日、政治介入を禁じた国家情報院法および大統領選挙への介入による公職選挙法違反で懲役4年を宣告した。
ソウル高裁に向かう元世勲・元国家情報院長


≪MBC放送5年ぶり全面スト突入≫

全国言論労働組合MBC本部は8月29日、24~29日まで全面スト賛反投票を行い、総組合員1758人中1568人(93.2%)が賛成票を投じ、スト実施が可決されたと明らかにした。全国言論労働組合KBS本部も4日から全面ストに突入するとしている。
MBC社屋の1階ロビーで集会を開くMBC労組の組合員ら。集会には450人が参加した
MBCのアナウンサーらが8月22日に同社の前で記者会見を開き、社長をはじめとした経営陣の退陣を求め「テレビ出演拒否」を宣言した

2017年8月25日金曜日

『週刊韓国ニュース第125号』(2017.8.25)

≪雨の中、8・15汎国民大会に韓青代表団など1万人が結集≫

「サード撤回!韓米合同軍事演習中止!「慰安婦」野合破棄!光復72周年8・15汎国民大会」が8月15日、大雨の中、ソウル市庁前広場で開催され、キャンドルをイメージした赤い傘を持った市民や韓青代表団など約1万人が参加した。
8人の共同実行委員長が決議文を朗読している
キャンドルをイメージした数千の赤い傘が会場を彩った
史上最大規模となる500人の統一先鋒隊
統一大会では韓青故国訪問団が紹介された
統一大会であいさつする金承民・韓青中央委員長
大会終了後、米国大使館を包囲する「人間の鎖」が行われた
米国大使館に向かうデモ行進では、1000個のプク(太鼓)チームが先頭を歩いた
デモ行進では米国の戦争政策に反対する巨大横断幕が登場した
デモ行進する韓青故国訪問団


≪市民社会団体が韓米合同軍事演習の中止を求める≫

韓米合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」(UFG)が8月21日から開始されたことを受け、反戦平和国民行動と民衆総決起闘争本部は同日、ソウル・光化門広場で「100人記者会見」を開き、UFG中止を求めた。
UFGに反対し「100人記者会見」する市民団体
UFG中止を求めるパフォーマンスをする市民ら
駐日米国大使館前で抗議行動する6・15青年学生協議会メンバー


≪文大統領、就任100日の会見で「『慰安婦』、強制徴用問題は解決していない≫

 文在寅大統領は就任100日となる8月17日、大統領府で記者会見を開き、「『慰安婦』問題は(1965年の)韓日条約で解決済み」という日本の記者の質問に対し、「『慰安婦』問題が社会問題化したのは韓日条約以降であり、韓日会談で解決したという主張は正しくない」と述べた。
就任100日の記者会見で日本の記者が質問している

2017年8月10日木曜日

『週刊韓国ニュース第124号』(2017.8.10)

≪ソウルで「8・15汎国民平和行動」開催へ-駐韓米国・日本大使館を「人間の鎖」で包囲≫

8・15平和行動推進委員会は8月3日に記者会見し、15日にソウル市庁前広場で「主権回復と朝鮮半島の平和実現のための8・15汎国民平和行動」(8・15平和行動)を開催するとした。
8・15平和行動推進委員会の記者会見
8・15平和国民行動のポスター


≪「反米統一先鋒隊」が発足-8・15まで全土で反米運動展開≫

ソウル民権連帯など市民団体と龍山市民らは8月7日、ソウルの龍山米軍基地3番ゲート前で「朝鮮半島デトックス(毒を出すこと)-反米統一先鋒隊発足式」にともなう記者会見を開き、「米国の内政干渉中止!平和協定締結」をスローガンに、統一先鋒隊が7日から15日まで全国を巡回し「反米詩画展・反米図書展」などを展開すると明らかにした。
統一先鋒隊発足式の記者会見
サード配備予定地に慶尚北道・星州郡で、サード反対水曜集会に参加した統一先鋒隊(8/9
米国を批判する街頭パフォーマンス(8/9、釜山)


≪国情院の国政介入が明らかに-年間30億ウォン、3500人の「世論操作チーム」運営≫

 国家情報院(国情院)積弊清算作業チームは8月3日、国情院による国政介入の実態について調査結果を明らかにした。
 調査によると、国情院は李明博政権時代の2008年に「民間世論操作組織」を設置。2012年には、30チーム・構成員約3500人までに巨大化した。国情院は構成員に対し、2012年だけで総額30億ウォン(約3億円)の活動資金を支給していた。
民間世論操作チームの構成図と工作資金の流れ

2017年8月4日金曜日

『週刊韓国ニュース第123号』(2017.8.4)

≪米国の「責任転嫁」に反発する中国・ロシア≫

 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、トランプ米大統領が7月29日にツイッターで中国に対し、「非常に失望した」と批判し対北制裁の強化を求めたことと関連して、中国「人民日報」の国際版「グローバル・タイムズ(環球時報)」は30日、トランプ大統領の「中国への責任転嫁」を批判した。
7月4日にモスクワで首脳会談を行った、習近平・中国国家主席(左)とプーチン・ロシア大統領。両国の外務省は同日に連合声明を発表し、「北朝鮮の核・ミサイル開発と韓米合同軍事演習の同時中断」を求めた


≪サード「追加配備」方針後、初の配備反対水曜集会≫

文在寅政権が7月29日にサード(THAAD、高高度ミサイル防衛システム)4基の追加配備を方針化して以降、初となるサード配備反対の水曜集会が8月2日、配備地域である慶尚北道・星州郡の韶成(ソソン)里で開かれた。水曜集会は昨年の11月30日以降、毎週行われ、この日で36回目。
星州郡での水曜集会

2017年7月28日金曜日

『週刊韓国ニュース第122号』(2017.7.28)

≪「丁未7条約」110年-南北海外の女性団体が共同アピール文≫

日本が朝鮮半島での統監府政治を徹底するために強行した「丁未7条約」(第3次韓日協約)110年を迎え、6・15南側委員会女性本部、6・15北側委員会女性分科委員会、在日韓国民主女性会、在日本朝鮮民主女性同盟は7月24日、共同アピール文「日帝の国家犯罪を総清算させるための全民族的な運動を果敢に展開していこう」を発表した。
共同アピール文を確認する6・15南側委員会女性本部のメンバー


≪良心囚釈放を求め8回目の「大統領府行進」≫
 
 朴槿恵政権の政治弾圧などにより獄中にいる良心囚(政治犯)に関し、良心囚釈放推進委員会(推進委)は7月22日、ソウルの光化門周辺で「大統領府国民巡礼行進」を行い、光復節に良心囚37人全員を釈放するよう求めた。
良心囚釈放推進委員会が大統領府に向けてデモ行進している
囚人服を意味する青い服を来て「8・15(光復節)特赦」を求める市民ら
大統領府前で特赦を求める良心囚の家族と市民ら

2017年7月21日金曜日

『週刊韓国ニュース第121号』(2017.7.21)

≪6・15南側委員会が趙明均統一相と面談「8・15共同行事」への協力要請≫

6・15共同宣言南側委員会の李昌馥・常任代表議長らは7月17日、ソウルの政府庁舎で趙明均統一相と面談し、6・15南北海外委員長会議、8・15民族共同行事などに対する政府の協力を要請した。
趙明均統一相(右から2人目)と面談する李昌馥・常任代表議長(左から2人目)と6・15南側委員会メンバー


≪大統領府で「朴槿恵ゲート」の関連書類見つかる≫

大統領府は7月14日、民政首席秘書官室で朴槿恵前政権時に作成された約300種類の書類を発見したと発表、一部を公開した。17日にも関連書類を追加で発見したと明らかにした。発見した書類は合計1361件。発見された書類には「朴槿恵ゲート」に関連するメモが含まれている。
大統領府の報道官が7月14日、民政首席秘書官室で発見した朴政権時のメモを公開している
発見された朴政権時のメモ


≪良心囚の家族、政府の「特赦拒否」に抗議≫

大統領府が7月18日に「8・15特赦は日程上、物理的に不可能」と発表したことを受け、良心囚釈放推進委員会は19日、大統領府前で記者会見を開き「大統領府発表に対する立場」を発表し、抗議書簡を大統領府に伝達した。
良心囚の家族らが抗議書簡を大統領府に伝達した