2017年6月2日金曜日

『週刊韓国ニュース 第114号』(2017.6.2)

≪統一省が6・15南側委員会の対北住民接触を受理、共同行事開催に注目集まる≫

 統一省は5月31日、6・15民族共同行事開催のために6・15南側委員会が申請していた対北住民接触申告(北の住民とのファックスやメール通信、第3国での対面接触)を受理した。
6・15南側委員会は北とのファックス協議が終了次第、訪北申請書を提出するものと見られている。開催されれば、2008年の金剛山大会以来、9年ぶり。
2008年6月に金剛山で開催された6・15民族統一大会

6・15民族統一大会で壇上にあがる、6・15民族共同委員会の共同委員長ら


≪国防省、大統領府への報告書からサード追加搬入事実を削除≫

 サード(THAAD、高高度ミサイル防衛システム)の発射台4基が秘密裏に韓国に追加搬入されていた件と関連して、大統領府は31日、「(大統領府への)報告書から国防省が関連事実を意図的に削除していた」とする調査結果を発表した。
慶尚北道・星州の旧ロッテゴルフ場に強硬配備されたサード発射台2基
強硬配備されたサード発射台
星州住民がサード配備反対の「水曜集会」を開催している(17.5.31)
サード韓国配備阻止全国行動はソウルの国防省前で、サード発射台4基の搬入隠ぺいを糾弾し、真相調査を求める記者会見を開いた(17.05.31)


≪全教組、非合法労組撤回を求め徹夜座り込みに突入≫

 全国教職員労働組合(全教組)は5月29日、政府ソウル庁舎前で記者会見を開き、「非合法労組撤回、教員労組法改正、労働3権争取を目標に、6月末までソウル中心部で座り込みを行う」と明らかにした。今後、労組本部と市・道の支部専従者を中心に、政府ソウル庁舎周辺で徹夜座り込みを行う。
ソウル政府庁舎前で記者会見する全教組

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