2018年10月12日金曜日

『週刊韓国ニュース 第179号』(2018.10.12)


《「10・4宣言11周年 民族統一大会」がピョンヤンで盛大に開催》

 「10・4宣言11周年 民族統一大会」が10月5日、ピョンヤンの人民文化宮殿で開かれ、南北海外の統一人士やピョンヤン市民など、約3千人が参加した。
 大会では、南側から趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相、「共に民主党」代表の李海瓚(イ・ヘチャン)盧武鉉財団理事長、北側から金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員長、朴明哲(パク・ミョンチョル)6・15民族共同委員会北側委員長、海外側から孫亨根(ソン・ヒョングン)6・15民族共同委員会海外側委員長らが演説した。
ピョンヤンで開かれた「10・4宣言11周年 民族統一大会」
ピョンヤンの人民文化宮殿には約3千人が集まった
趙明均・統一相(左端)、金永南・最高人民会議常任委員長(右から2人目)、李海瓚・盧武鉉財団理事長(左から4人目)、孫亨根6・15海外側委員長(右から3人目)ら南北海外の代表団
拍手をするピョンヤン市民ら
祝辞をする金永南・最高人民会議常任委員長
演説する李善権・祖国平和統一委員長
演説する趙明均・統一相
10・4宣言当時を振り返る写真展も開催された
統一大会後に開かれた6・15南北海外委員長協議


《与党代表が国家保安法の改正に言及、今国会で同法廃止案提出の動きも》

 ピョンヤンで開かれた「10・4宣言11周年 民族統一大会」に参加した与党「共に民主党」の李海瓚(イ・ヘチャン)代表は10月5日、現地で記者団に対し「終戦から平和体制に進むに従い、法律的に再検討すべきことが多い」と語り、国家保安法を例に出して改正の必要性を示唆した。
歓迎晩さん会で乾杯のあいさつをする李海瓚「共に民主党」代表(10.4 ピョンヤン)
正義党の尹昭夏(ユン・ソハ)議員


《アジアパラ大会で南北統一チーム、水泳で初のメダル獲得》

 インドネシア・ジャカルタで開催中の2018アジアパラ競技大会(10月6~13日)に、南北は男子卓球団体戦と男子水泳リレー、メドレーリレーで統一チーム「コリア(KOREA)」を結成し出場。開会式では南北の障害者選手らが統一旗(朝鮮半島旗)を掲げ合同入場した。
 8日の400mメドレーリレー決勝でコリアは日本、中国に次いで3位に入り、銅メダルを獲得した。
男子水泳のメドレーリレーで銅メダルを獲得した南北統一チーム。左からシム・スンヒョク(北側)、キム・セフン(南側)、チョン・グクソン(北側)、チョン・ヒョヌ(南側)(10.8)
表彰式で「ウリヌン ハナ」(われらは1つ)を叫ぶ南北の選手ら(10.8)
力泳する南北統一チームのクォン・ヒョン選手(南側)。水泳帽には統一旗(朝鮮半島旗)がついている(10.11)
卓球の南北統一チームが練習している。左からパク・ホンギュ選手(南側)、キム・ヨンロク選手(北側)、パク・ジェヒョン南側コーチ、リ・チョルン北側コーチ(10.5)
ダブルスに出場したパク・ホンギュ選手(左、南側)、キム・ヨンロク選手(北側)(10.5)

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