2019年1月25日金曜日

『週刊韓国ニュース 第192号』(2019.1.25)


≪文在寅大統領、第2回朝米首脳会談の成功に向け「すべきことも役割も大きい」≫

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1月21日、大統領府で首席補佐官会議を開き、第2回朝米首脳会談の開催と成功に向けて、韓国政府も協力しながら、着実に準備が進んでいるとしたうえで、ここに至るまでの過程において、「われわれは見物人ではない。われわれがここまで状況を導いた」と評価、「成功させるためにすべきことも、できる役割も大きい」「国家と民族の未来がかかった問題」と強調した。
首席補佐官会議で発言する文大統領(左端)


≪民主党が「3・1運動 臨時政府樹立100周年特別委員会」出帆式≫

 与党「共に民主党」が1月22日、ソウルの国会議員会館で「3・1運動 臨時政府樹立100周年特別委員会」の出帆式を開催し、約1000人が参加した。委員長には、1919年の大韓民国臨時政府の樹立にも参加した独立運動家・李会榮(イ・フェヨン)氏の孫である李鍾杰(イ・ジョンゴル)民主党議員が就任した。
約1000人が参加した3・1運動100周年特別委員会の出帆式
あいさつする李(イ)ヘチャン民主党代表
特別委員会の委員長に就任した李鍾杰・民主党議員
太極旗と統一旗(朝鮮半島旗)を両手に万歳する李鍾杰・民主党議員(右から4人目)と李ヘチャン民主党代表(同5人目)


≪退職教師や名誉教授ら、3・1節100周年に李石基前議員ら良心囚の釈放求める≫

 政府が3・1節100周年の特別赦免(特赦)を推進していることを受け、退職教師や名誉教授らで構成された「元老教育者会議」は1月21日、国会で記者会見し、李石基(イ・ソッキ)前国会議員らすべての良心囚の釈放を求めた。
良心囚釈放推進委員会は1月23日、大統領府前ですべての良心囚の釈放を求める記者会見を開いた
3・1節にともなう特赦を求める参加者ら
記者会見に参加した李石基前議員の姉イ・ギョンジン氏(右端)

2019年1月18日金曜日

『週刊韓国ニュース 第191号』(2019.1.18)

《文大統領が年頭記者会見「『朝鮮半島の平和の道』を加速」》

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1月10日、大統領府で年頭記者会見の演説を行い、「近く開催される第2回朝米首脳会談と金正恩(キム・ジョンウン)委員長のソウル訪問は、朝鮮半島の平和を確かなものにする転換点になるだろう」とし、「『朝鮮半島の平和の道』を一層加速させる」と強調した。
大統領府で演説する文大統領
演説後に記者の質問を受ける文大統領
質問に答える文大統領


≪6・15南側委員会が新年会 孫海外側委員長がメッセージ、韓統連の宋副議長も参加≫

 6・15共同宣言実践南側委員会は1月10日、ソウル市内のプレスセンター国際会議場で、「朝鮮半島の平和と繁栄、新しい時代に向けた跳躍」とのテーマで2019年新年会を開催、各界各層から統一人士が多数参加した。
 孫亨根(ソン・ヒョングン)海外側委員長(韓統連議長)は映像メッセージを通じて、「団結が重要だ。団結して勝利者となろう」と強調した。宋世一(ソン・セイル)韓統連副議長の参加も紹介された。
新年会参加者らによる記念写真
あいさつする李昌馥(イ・チャンボク)常任代表議長
孫海外側委員長の映像メッセージが上映されている
「平和と繁栄、統一の新時代へと羽ばたく2019」という思いを込めたパズルパフォーマンス


≪国防白書から「北朝鮮は敵」を削除、「3度の南北首脳会談など新しい安保環境」が背景≫

 国防省は1月15日、「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)政権と北朝鮮軍はわれわれの敵」という表現を削除した「2018国防白書」を発表した。北朝鮮を敵とみなす記述は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時になくなったが、朴槿恵(パク・クネ)政権時の「2016国防白書」から復活していた。
「2018国防白書」を解説する国防省の報道官
国防白書の変せん

2019年1月11日金曜日

『週刊韓国ニュース 第190号』(2019.1.11)


≪6・15民族共同委員会、1月末に金剛山で民族共同行事「新年連帯の集い」開催へ≫

 6・15民族共同委員会は1月30日から31日の2日間、北側の金剛山で「板門店宣言と9月ピョンヤン共同宣言履行のための2019年・新年を迎える連帯の集い」(新年連帯の集い)を開催する。同委員会としては11年ぶりの共同行事開催。韓国メディアが7日に報じた。
11年前の2008年に金剛山で開催された6・15民族共同行事
2008年の6・15民族共同行事で開催された6・15南北海外委員長会議


≪文在寅大統領が大統領府の新人事発表、新秘書室長に盧英敏・駐中国大使≫

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1月8日、新しい秘書室長に盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中国大使を任命するなど、大統領府の人事交代を発表した。
 盧新室長は、2017年の大統領選挙で文在寅候補(当時)の選対本部で組織部長を担うなど、代表的な「文在寅派」と言われ、国会議員も3期務めた。
任鍾晳(イム・ジョンソク)秘書室長(左)と握手する盧英敏・新秘書室長
任室長が新しい大統領府人事を発表している


≪「キム・ヨンギュン法」が議決、文大統領「再発防止の徹底」強調≫

 昨年の12月11日の未明、非正規労働者のキム・ヨンギュン氏(当時24歳)が忠清南道の泰安火力発電所内のベルトコンベアーに挟まれ死亡した事件と関連し、昨年12月27日に国会を通過した改正産業安全保健法(キム・ヨンギュン法)が1月8日の閣議で議決された。1年後に施行される。
正規職への転換、労働法改悪反対を訴えるプラカードを掲げている生前のキム・ヨンギュン氏
1月5日にソウル・光化門広場で開かれた「青年非正規職 故キム・ヨンギュン 第3回汎国民追悼祭」で故キム氏の母親(右)が発言している
追悼祭で参加者らが掲げた「私がキム・ヨンギュンだ」と書かれたプラカード

2018年12月21日金曜日

『週刊韓国ニュース 第189号』(2018.12.21)


《ハンギョレ新聞、旅券差別など韓統連が受ける冷遇の実態を報道-孫亨根議長ロングインタビュー「3・1民族共同行事に代表団派遣、自身への旅券発給を注視」》

 ハンギョレ新聞土曜版は、国家保安法制定・公布(1948年12月1日)70年を迎え、在日韓国民主統一連合(韓統連)に対する旅券発給拒否などの冷遇について、2度(12月8、15日)にわたり、インタビューと関連記事を掲載した。1回目の孫亨根(ソン・ヒョングン)韓統連議長のインタビュー(11月22日、韓統連中央本部にて)を抜粋して紹介する。
 文政権下で名誉回復を進める具体的な構想として孫議長は、「来年の3・1独立運動100周年の共同行事がソウルで開催される可能性が高まっている中、韓統連も代表団を派遣する予定だ。その時、政府が私の旅券をどのようにするか、ひとまず注視したいと思う」「南北和解を進める文在寅政権の政策基調からすれば、私の旅券は当然、発給されるだろう。そうすれば、政治的には韓統連はやはり無罪であり名誉回復されたと、われわれは受け入れることができる」と結んだ。
11月22日の午後、東京にある韓統連中央本部事務所でのインタビューを終え、韓統連の旗を背景に写真を撮る孫亨根議長(左から2人目)と朴南仁副議長(同3人目)、朴明哲組織局長(右端)、在日韓国民主女性会の金知栄会長
「統一問題も大韓民国の立場に立って実践するという原則を持っており、それは韓民統結成以降、現在まで一貫している」(孫議長)。東京の韓統連事務所で11月22日、ハンギョレ新聞のインタビューを受ける孫亨根・韓統連議長。韓統連は長きに渡り、日本で韓国民主化運動と統一運動を展開してきた団体だ

「朝総連または韓統連経歴」などの記入項目がある「身元確認書」
韓統連の前身である韓民統は、国内で「全泰壹(チョン・テイル)評伝」(1983年)が発刊される前の1978年、日本で全泰壹烈士とその母・李小仙(イ・ソソン)氏を題材にした映画「オモニ」を製作し、40万人を動員した。写真は当時のポスター(「韓統連20年の歩み」より)
朴正煕政権時の1978年に「反国家団体」のレッテルを貼られた韓統連(韓民統)は長い間、韓国入国を禁止されたが、盧武鉉政権時の2003年9月、初めて故国の土を踏んだ。写真は、同年9月20日に光州の国立5・18民主墓地を参拝する韓統連代表団。韓統連第3代議長の裵東湖(ペ・ドンホ)氏の遺影を持つ郭秀鎬(カク・スホ)副議長(前列左)と、第2代議長の金載華(キム・ジェファ)氏の遺影を持つ姜春根(カン・チュングン)東海本部代表委員(前列右)(役職は当時)

2018年12月14日金曜日

『週刊韓国ニュース 第188号』(2018.12.14)


《南北の軍当局が非武装地帯の監視所撤去を検証》
 
 南北の軍当局は12月12日、非武装地帯内の監視所の撤去状況を相互に検証する作業を行った。南北が1953年の停戦協定締結後、非武装地帯に設置されている相手側の監視所に足を踏み入れたのは初めて。
 南北は9月19日に締結した軍事分野合意書に基づき、非武装地帯内の監視所のうち、試験的に各10カ所を撤去し、1カ所ずつは火力装備などを撤去し建物のみを保存した。
相互検証に先立ち軍事境界線を境に握手する南側の軍人(下)と北側の軍人
協議する南側軍人(前列左)と北側軍人
北側の監視所撤去地を検証する南側軍人


《漢江河口の南北共同調査が終了》

 南北が12月9日、35日間・660Kmにおよぶ漢江河口の共同調査を終えた。南北は軍事分野合意書に基づき、水路専門家それぞれ10人、南側側調査船6隻に乗り込み、京畿道坡州市から仁川広域市江華郡までの水路を測量し、船舶が航行できる水路を確認した。
握手する南北の水路専門家
協議する南北の水路専門家
南北共同水路調査図
船で帰る北側人士ら


《光化門広場の「李石基議員釈放大会」に2万人が結集》

 民主化実践家族運動協議会、民主労総など56団体が12月8日、ソウルの光化門広場で「12・8司法積弊清算! 終戦宣言要求! 李石基(イ・ソクキ)議員釈放大会」を開催し、市民ら約2万人が参加した。
 大会では、李前議員の獄中書簡が紹介され、李前議員は書簡で感謝の意を伝えるとともに、「キャンドル革命の完遂のために、積弊勢力の計略に打ち勝ち、固く団結しよう」と訴えた。
光化門広場に集まった市民ら
「李石基釈放」と書かれたプラカードを掲げる市民ら
300人合唱団によるオープニングセレモニー
李昌馥(イ・チャンボク)6・15南側委員会 常任代表議長
金(キム)ミョンファン民主労総委員長
金(キム)ヨンミン時事評論家
文化公演する歌手のアン・チファン氏

李前議員のイラストが描かれたプラカードも登場した
華麗なパフォーマンスも披露された

2018年12月7日金曜日

『週刊韓国ニュース 第187号』(2018.12.9)


《ソウルで南北海外共同写真展「ピョンヤンが来る」開催》

 ピョンヤン市民の日常生活やピョンヤン市内の風景を紹介する写真展「ピョンヤンが来る」が12月3日から5日にかけて、ソウル市内で開催された。同写真展は、南側のインターネットニュース「民(ミン)プラス」、北側の朝鮮6・15編集社、日本の朝鮮新報社など南北海外のメディアが共同主管し、南北海外共同写真展推進委員会と6・15共同宣言実践南側委員会が共同主催した。
写真を解説する朝鮮新報社の盧琴順(ロ・グムスン)記者(右)
あいさつする趙憲正(チョ・ホンジョン)言論協同組合「タムジェンイ」理事長
あいさつする朝鮮新報社の崔寛益(チェ・グァニク)主筆
開幕式では劇団「経験と想像」のチョ・オクヒョンさんが文化公演を披露した
盧記者が撮った、北側の江原道・元山の女性たち
写真展は5つのコーナーで構成された


《市民ら国家保安法の撤廃求める-制定70年を機に》

 「国家保安法廃止を願う市民社会団体共同行動」は国家保安法制定70年となる12月1日、国会議事堂前で記者会見を開き、国家保安法の廃止を求めた。
 同共同行動は国家保安法廃止国民連帯を軸に構成され、各界38団体が名を連ねた。
 朴錫運(パク・ソグン)国民連帯共同代表は「国家保安法廃止のために、力を結集していこう」と強調した。
国会前で記者会見する共同行動のメンバー
あいさつする朴錫運共同代表
あいさつする民衆党の李相奎(イ・サンギュ)常任代表
旧統合進歩党の李石基(イ・ソクキ)元議員の姉であるイ・キョンジン氏(左)が記者会見文を読んでいる


《国会前で「全国民衆大会」開催、積弊清算求める》

 民主労総、全農など約50団体で構成された「民衆共同行動」が12月1日、ソウル国会前で「改革の逆走阻止!積弊清算!改革立法争取!2018全国民衆大会」を開催し、約2万人が参加した。
 民主労総の金(キム)ミョンファン委員長は「積弊を清算し労働者、農民、庶民が求める『真の世の中』をつくるために闘おう」と語った。
国会前で開催された全国民衆大会
参加者らが壇上に上がり「民衆宣言」を発表している
大会終了後、自由韓国党の党舎前で抗議集会を開く参加者ら
自由韓国党の党舎前で正規職への転換を求める参加者ら