《ハンギョレ新聞、旅券差別など韓統連が受ける冷遇の実態を報道-孫亨根議長ロングインタビュー「3・1民族共同行事に代表団派遣、自身への旅券発給を注視」》
ハンギョレ新聞土曜版は、国家保安法制定・公布(1948年12月1日)70年を迎え、在日韓国民主統一連合(韓統連)に対する旅券発給拒否などの冷遇について、2度(12月8、15日)にわたり、インタビューと関連記事を掲載した。1回目の孫亨根(ソン・ヒョングン)韓統連議長のインタビュー(11月22日、韓統連中央本部にて)を抜粋して紹介する。
文政権下で名誉回復を進める具体的な構想として孫議長は、「来年の3・1独立運動100周年の共同行事がソウルで開催される可能性が高まっている中、韓統連も代表団を派遣する予定だ。その時、政府が私の旅券をどのようにするか、ひとまず注視したいと思う」「南北和解を進める文在寅政権の政策基調からすれば、私の旅券は当然、発給されるだろう。そうすれば、政治的には韓統連はやはり無罪であり名誉回復されたと、われわれは受け入れることができる」と結んだ。
11月22日の午後、東京にある韓統連中央本部事務所でのインタビューを終え、韓統連の旗を背景に写真を撮る孫亨根議長(左から2人目)と朴南仁副議長(同3人目)、朴明哲組織局長(右端)、在日韓国民主女性会の金知栄会長
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「統一問題も大韓民国の立場に立って実践するという原則を持っており、それは韓民統結成以降、現在まで一貫している」(孫議長)。東京の韓統連事務所で11月22日、ハンギョレ新聞のインタビューを受ける孫亨根・韓統連議長。韓統連は長きに渡り、日本で韓国民主化運動と統一運動を展開してきた団体だ
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「朝総連または韓統連経歴」などの記入項目がある「身元確認書」
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韓統連の前身である韓民統は、国内で「全泰壹(チョン・テイル)評伝」(1983年)が発刊される前の1978年、日本で全泰壹烈士とその母・李小仙(イ・ソソン)氏を題材にした映画「オモニ」を製作し、40万人を動員した。写真は当時のポスター(「韓統連20年の歩み」より)
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