2019年10月4日金曜日

『週刊韓国ニュース 第223号』(2019.10.4)


《検察改革求め200万人のキャンドル集会、「朴槿恵大統領弾劾」以来の大規模開催》

 「検察改革・司法積弊清算 汎国民市民連帯」(市民連帯)は9月28日、ソウルの大検察庁(最高検察庁)前で「第7回 司法積弊清算のための検察改革キャンドル集会」を開催し、全国から約200万人の市民が結集した。100万人以上の集会は、2016年11月26日に開かれた朴槿恵(パク・クネ)大統領(当時)の弾劾を求めるキャンドル集会以来。
ソウルの最高検察庁前で開催されたキャンドル集会。検察改革を求める集会には200万人の市民が集まった
「政治検察は出ていけ」「自由韓国党を捜査せよ」を書かれたプラカードを掲げる参加者ら
最高検察庁前を埋め尽くした市民
最高検察庁近くのビルに映し出されたスローガン。左上から時計回りで「(盧武鉉元大統領を思い起こしながら)今度は守ろう」「曺国(チョ・グク)守護」「もう泣くのはやめよう」「最後まで進もう」


《ソウルで第8回「安倍糾弾」キャンドル集会、「親日言論」を糾弾》

 「歴史歪曲・経済侵略・平和脅威 安倍糾弾市民行動」は9月28日、ソウルの「平和の少女像」前で「親日言論清算!安倍政権糾弾! 第8回キャンドル集会」を開催した。
 集会では、日本からの参加者も紹介され「国境を越えた市民連帯」を訴えた他、朴錫運(パク・ソグン)韓国進歩連帯常任共同代表が「言論改革・検察改革を実現しよう」と参加者に呼びかけた。
第8回キャンドル集会。日本の市民も参加した
アピールする日本の市民の皆さん
朝鮮日報の批判するパフォーマンス。過去の同紙の紙面に「親日積弊・朝鮮日報、廃刊せよ」と書かれたスッテカーを貼る市民


《民衆党が2019政策党大会開催-5千人参加し政治宣言文採択、2020年総選挙勝利へ》

 韓国・民衆党の2019政策党大会「民衆勝利の歩み」が9月28日に慶州、29日に蔚山で約5千人の党員が結集するなか開催された。
 民衆党は今回の政策党大会で、党員の討論を経て政治宣言文を採択、「自主の政治」を全面化することを宣言した。また2020年総選挙でキャンドル市民革命の民意を反映した政権を目標とすることを決議した。
5千人の党員が集まる中で開催された「民衆党2019政策党大会・党員ハンマダン」(9.28 慶州)
政策党大会の舞台
政策党大会であいさつする李相奎(イ・サンギュ)常任代表
党員らによる文化発表。「分断積弊」「非正規職」「不平等」「農民無視」などの社会問題を打ち破るパフォーマンス
綱領制定委員長による綱領案の解説・提起
蔚山の海岸で開かれた「民衆党 政策大会」(9.29)

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