2019年10月25日金曜日

『週刊韓国ニュース 第226号』(2019.10.25)


《国会前で検察改革求める第10回キャンドル集会、高まる「公捜庁」設置の声》

 「検察改革・司法積弊清算 汎国民市民連帯」は10月19日、従来のソウル・大検察庁(最高検)前から国会議事堂正門前に会場を移し、「検察改革 第10回キャンドル集会」を開催した。
 参加者らは、キャンドルとともに「応えよ!国会」「設置せよ!公捜庁」と書かれたプラカードを掲げた。
国会前で開かれた検察改革を求める第10回キャンドル集会
早い時間から国会前を埋め尽くした市民
「設置せよ!公捜庁」と書かれたプラカードを掲げる参加者ら
キャンドルと「検察改革」と書かれたリボン型ライトを手にする参加者


《市民、大学生らが米国大使館前で抗議行動、駐韓米大使の駐留費分担金「5倍引き上げ」発言受け

 韓国政府の駐韓米軍駐留費分担金に関し、ハリス駐韓米国大使が10月14日、韓国メディアのインタビューを通じ、現状の約1兆ウォン(約1,000億円)に5倍上乗せした約6兆ウォン(約6,000億円)が「正当」と答えたことを受け、韓国大学生進歩連合は18日、ソウルの駐韓米国大使官邸に入り抗議行動を行い、この過程で19人の学生が連行された。
 19日には、市民社会団体と学生らが、抗議集会とデモ行進を米国大使館周辺で行った。
ハシゴをかけて駐韓米国大使官邸に入る大学生ら(10.18)
米国大使官邸前で「駐留費分担金5倍引き上げ ハリス妄言を糾弾する」と書かれた横幕を開き抗議する大学生ら
米国大使官邸内で抗議行動する大学生ら
警察により連行される大学生ら
韓国進歩連帯ら市民社会団体がソウル南大門警察署前で記者会見し、駐留費分担金の引き上げに抗議し、拘束大学生の釈放を求めた(10.19)
韓国進歩連帯、民衆党、民主労総、汎民連南側本部など市民社会団体による「米国糾弾大会&デモ行進」(10.19 ソウル市内・米国大使館周辺)


《「朴槿恵弾劾判決」の2日前に戒厳令施行-軍の「内乱謀議」が明らかに》

 旧国軍機務司令部(機務司)が、戒厳令の施行準備に着手する日を朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾審判判決(2017年3月10日)の2日前と具体化した文書を、軍人権センターが10月21日、国防委員会国政監査の場で公開した。戒厳軍を動員して内乱を謀議していた事実を示すものだ。
機務司が戒厳軍を動員し内乱を謀議していたことを暴露する軍人権センターのメンバーら

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