2019年11月15日金曜日

『週刊韓国ニュース 第228号』(2019.11.15)


≪江原道知事らが記者会見「金剛山観光の再開を」、江原道民による運動本部も再開要求≫

 崔(チェ)ムンスン江原道知事と同道の市民らは11月11日、ソウルで「金剛山観光の正常化を求める記者会見」を開いた。
 崔知事はあいさつで、金剛山観光の再開に向け活発に活動するとした。また、10月末に発足した「金剛山観光再開 汎江原道民運動本部」は、27日にソウル・光化門広場で全国大会を開催し、12月末まで「1千万人署名運動」を展開するとしている。
ソウルで開かれた「金剛山観光の正常化を求める記者会見」
左からイ・ガンフン高城郡繁栄会長、李敬一(イ・ギョンイル)高城郡長、崔ムンスン江原道知事、チェ・ユン「金剛山観光再開 汎江原道民運動本部」常任代表本部長、チョン・ギョンス金剛山企業協会長
「金剛山観光再開 汎江原道民運動本部」結成式(2019.10.21 江原大学)


≪民主労総が全国労働者大会「労働改悪を中止せよ!」、参加者ら「われわれが全泰壹だ」≫
 
 全泰壹(チョン・テイル)烈士49周忌を前にした11月9日、民主労総はソウル汝矣島広場で「全泰壹烈士精神継承 2019全国労働者大会」を開催し、組合員ら約10万人が参加した。
 金明煥(キム・ミョンファン)民主労総委員長はあいさつで、「政府と資本が弾力勤労制改悪と労組法改悪で、われわれ100万組合員と2000万労働者の労働基本権を踏みにじるならば、直ちに全面ストで反撃に出る」と主張した。
ソウル汝矣島で開催された「全国労働者大会」
あいさつする民主労総の金明煥委員長
「全面スト」と書かれた旗がひるがえった
デモ行進し国会前に集まった労働者ら


≪セウォル号惨事の「特別捜査団」設置、団長「すべての疑惑を徹底捜査」≫

 セウォル号惨事から約5年7カ月ぶりに、大検察庁(最高検)のもとに「セウォル号惨事特別捜査団(特捜団)」が設置され、11月11日にソウル地検で公式出発に際しての記者会見が開かれた。
 イム・グァニョク団長は「今回の捜査が最終となる、そうした覚悟ですべての疑惑を徹底して調査する」と決意を述べた。
特捜団長に就任したイム・グァニョク京畿道水原地検安山支部長
全羅南道・珍島沖で沈没したセウォル号(2014.4.16

0 件のコメント:

コメントを投稿