2020年1月24日金曜日

『週刊韓国ニュース 第236号』(2020.1.24)


《韓国が「対北個別観光」推進へ》

 韓国統一省は1月20日、「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)への個別観光参考資料」を発表した。
 参考資料では、「個別観光は対北制裁に該当しない」と公式化し、個別観光の概念を△非営利団体または第3国の旅行社を通じ△個別で北朝鮮からの招請意思を確認した後、政府の承認を受け訪朝する、とした。
雪化粧した金剛山


 《市民社会団体ら、ホルムズ海峡への派兵撤回求める「『NO』といえる主権国家に」》

 韓国国防省が1月21日にイラン近海のホルムズ海峡に「独自派兵」すると発表したことを受け、市民社会団体は22日、ソウルの大統領府前で記者会見し、「派兵決定の即刻撤回」を求めた。
 参加者らは会見を通じ、中東地域の不安定の1次的責任は「イランとの核合意を一方的に脱退し、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したトランプ米政権にある」と指摘した。
大統領府前でホムルズ派兵に反対する市民ら
ホムルズ派兵に反対する青年ら


《統合保守新党の支持率マイナス10.8%、シナジー効果みられず》

 韓国総選挙と関連して保守統合が速度を増す中、オーマイニュースは世論調査専門機関「リアルメーター」に依頼し、1月20、21日にかけ統合保守新党への支持度を調査した。
 調査では、統合保守新党を「支持する」は25.1%で、両党支持率の合計値35.9%(自由韓国党32.1%+新保守党3.8%)を10.8%も下回った。両党の統合がプラスアルファを生み出すシナジー効果どころか、逆の結果を示し注目される。
リアルメーターによる「統合保守新党」結党前の政党支持率(左)と「統合保守新党」結党時の政党支持率

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