2020年2月7日金曜日

『週刊韓国ニュース 第238号』(2020.2.7)

《釜山の市民団体が落選運動展開へ「親日派のいない国会を」》

 4月15日の韓国総選挙を控え、安倍糾弾市民行動と「積弊清算社会大改革 釜山本部」は2月4日、釜山市内で記者会見し、落選運動「親日派のいない国会づくり運動」を展開すると明らかにした。
 会見では、落選運動は釜山地域における総選挙予備候補登録者と政党公認申請者の全員に質問書を送り、その返答を基準に「親日政治家」に関する判断を下す。
落選運動の記者会見をする市民ら


《日本軍性奴隷制被害者・吉元玉ハルモニが朝鮮大学生に奨学金を寄付》

 日本軍性奴隷制被害者の吉元玉(キル・ウォンオク)ハルモニ(おばあさん)が1月30日、非営利民間団体「金福童の希望」を通じ、日本の朝鮮大学生への奨学金と「金福童(キム・ポクトン)センター」建設のために、それぞれ500万ウォン(約50万円)を寄付した。「金福童センター」とは、旧日本軍による性奴隷制犯罪の歴史を風化させず戦争中の性暴力犯罪を根絶するための博物館であり、今年、米国に建設予定だ。
朝鮮大学生への奨学金を送った吉ハルモニ(左)


《新型コロナウィルス対策の国会対策特別委員会を構成、選挙運動も自制》

 「共に民主党」の尹厚徳(ユン・フドク)院内首席副代表と自由韓国党の金漢杓(キム・ハンピョ)院内首席副代表は2月5日、国会内で会談し、新型コロナウィルス対策のための国会対策特別委員会の構成に合意した。
 さらに、両者は選挙運動に関し、名刺の配布、握手など市民と直接接触する選挙運動や、選挙事務所の開所式、党員集会など市民が集まる方式の選挙運動を、当面の間、自制することで合意した。
握手をする尹厚徳「共に民主党」院内首席副代表(右)と金漢杓・自由韓国党院内首席副代表

0 件のコメント:

コメントを投稿