2020年4月3日金曜日

『週刊韓国ニュース 第246号』(2020.4.3)


《立候補者登録が終了、民主党が参加する比例連合政党「共に市民党」は5番、未来統合党の比例衛星政党「自由韓国党」は4番》

 4月15日投開票の韓国総選挙と関連し、3月27日の午後6時をもって立候補者登録が締め切られ、投票用紙に掲載される主要政党の番号が決まった。
 番号は議席数を基準に、「共に民主党」(民主党、3月27日現在、120議席)が1番、未来統合党(未統党、旧自由韓国党、同95議席)が2番、民生党(同20議席)が3番、未来統合党の比例衛星政党・未来韓国党(同17議席)が4番、民主党や少数政党が参加する比例連合政党「共に市民党」(同8議席)が5番、正義党(同6議席)が6番となっている。民衆党(同1議席)は8番。
韓国総選挙の投票用紙。左が選挙区用、右が比例代表用。民主党と未来統合党は独自で比例代表を擁立しないため、比例投票用紙は3番の民生党が最上位になっている。民主党が参加する比例連合政党「共に市民党」(더불어시민당)は5番。未統党の衛星政党「未来韓国党」(미래한국당)は4番。民衆党(민중당)は8番
総選挙当日に向けた模擬開票の様子


《民主党が参加する比例連合政党「共に市民党」が選対本部を発足》

 「共に民主党」(民主党)や少数政党、市民推せん候補が参加する比例連合政党「共に市民党」(市民党)は3月30日、ソウル市内で選挙対策(選対)本部の発足した。
 市民党からは、尹美香(ユン・ミヒャン)「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」理事長、金弘傑(キム・ホンゴル)「民族和解協力汎国民協議会」代表常任議長らが比例代表として出馬する。
選対本部を立ち上げた市民党
「共に市民党」の結党を知らせる記者会見(3.18 ソウル・国会)


《各界の市民社会団体、民衆党支持宣言「『キャンドル革命の視点』を持つ人材が必要」》

 韓国進歩連帯、民主労総、全農など市民社会団体の人士らは3月31日、ソウルの世宗文化会館前で記者会見し、総選挙では「民生民主の政党、自主統一の政党、キャンドル政党である民衆党を支持する」と宣言した。
 参加者らは、韓国政界には「キャンドル革命の視点」をもち、社会の後退を防ぐことができる人材が必要と強調。「平和と自主統一、民主主義と民衆生存権、財閥体制の清算と社会大改革、キャンドル革命で先頭に立って闘った民衆党を支持することが、こうした要求に合致する」と訴えた。
大型横断幕で民衆党支持をアピールする参加者ら
民衆党への支持を訴える韓国進歩連帯の韓忠穆(ハン・チュンモク)常任代表(前列左から2人目)
民衆党への支持を訴える記者会見参加者ら

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